プンタ・アレーナス:フエルテ・ブルネス

プンタ・アレーナスの郊外に位置する要塞跡、フエルテ・ブルネス(Fuerte Bulnes)の紹介です。1843年にチリ政府がマゼラン海峡防衛のために海軍のジョン・ウィリアムス命じて建設した要塞です。当初、街もこの周囲に建設する予定だったものの、気候の厳しさにより入植が進まず、1848年に現在のプンタ・アレーナスの位置に街を移動し、フエルテ・ブルネスは放棄されました。この地から2km離れたところにPuerto del Hambre (Port Famine、飢餓の港とも呼ばれる)に、1584年にスペインが入植を試みるものの入植者が飢餓や寒さで亡くなり放棄されるなど、かなり自然環境の厳しいところのようです。

フエルテ・ブルネスはプンタ・アレーナスから60kmほど南に位置しており、1時間程度かかります。市内からは日帰りのツアーが催行されており、今回はそれを利用しました。15,000ペソ(3,000円くらい)だったので、ペンギンツアーよりもかなりお手頃価格です(プンタ・アレーナスの前回記事)。

フエルテ・ブルネスの少し手前に謎のモニュメントがあります。




どうやらここがチリの真ん中だ、という看板のようです。どういうことかというと、南極もチリの領土として考えるとここがちょうど中間点になる、ということのようです。




入場料を払いビジターセンターへ。凄く新しくて立派な建物です。




中も歴史や植生に関する色々な展示があります。













外に出るとPuerto Del Hambreが見えます。







要塞は丸太で作られています。



















これは教会です。




要塞の周りの海岸線も散策することができます。











































海岸線には色々な植物もあり、マゼラン海峡を一望出来るとても良いロケーションです。ただ風が強く、過去に何度も入植を試みられても上手くいかなかったことをみてもやはり厳しい自然環境なのでしょう。展示の中には、水の確保が困難だった、といった記述もありました。

マゼラン海峡やパタゴニアの歴史を知る上でも、非常に有意義なスポットです。プンタ・アレーナスを訪れた際に、足を延ばしてみてもいいかもしれません。

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